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majick119    少女マンガ界の偉大なる真の母 

さて前稿で花郁悠紀子と佐藤史生について考察したことには、
重大な間違いがありましたので、
本稿ではそれを訂正しながら記事を書いていきます。
一番の間違いは花郁悠紀子の実力を見誤っていたことです。
以下はまだ仮説段階ですが個人的には既定事項となっていますので、
最終定理として定義しておきます。


最終定義 少女マンガの偉大なる真の母は花郁悠紀子である






 
文藝別冊      河出書房新社



花郁悠紀子のイラストを表紙に使ったこのプロパガンダを読むと概略次のことが分かります。


①萩尾望都として表に出ている人物は自分で完成したマンガはおそらく一作もない。
②これはマンガ界の公然の秘密となっている。この欺瞞をよってたかって補完している。
③両親もそれを知りながら偽証している。
④1975年『666』の文学部門の王を継承したアンドレアス・テイール(弱冠19歳)は、
花郁悠紀子を守るために萩尾望都を排除しようと実力行使に出ている。
⑤しかし事情が変わって花郁悠紀子の方が抹殺されるという無惨な結果に終わっている。
⑥萩尾望都の実体は最初の10年は花郁悠紀子あとの30年は佐藤史生である。
⑦つまり萩尾望都としての濃密な実質は2010年を以て終わっている。
⑧以降は花郁悠紀子と佐藤史生の遺産に負うところ大であり密度としてはスカスカである。


花郁悠紀子は『残酷な神が支配する』と『日出処の天子』の遺稿も残しています。
たぶん中編の作品として百ページか二百ページくらいで仕上げたものだと思いますが、
この不世出の天才の遺稿を引き継いだのが佐藤史生と山岸凉子です。
世界支配層が選んだ少女マンガ界のベストスリーはこの三人です。


※アンドレアス・テイールが公認した少女マンガ界の偉大なるベスト3は、
花郁悠紀子、佐藤史生、山岸凉子である。

以下は花郁悠紀子が描いたものかもしくはそれを佐藤史生が仕上げたものです。





残酷な神が支配する1 

花郁悠紀子のイラストを鮮やかな彩色で仕上げたのは佐藤史生でしょう
 



カラー扉絵 花郁悠紀子と佐藤史生が混然一体となって描いています。
 


これも花郁悠紀子と佐藤史生が混然一体となって描いています。
 


プロローグ 花郁悠紀子の遺作に佐藤史生が手を加えて完成させています。













巻末カットコレクションの画風は花郁悠紀子そのものです



花郁悠紀子



こっちは佐藤史生の特徴が良く出ています





残酷な神が支配する2 扉絵 花郁悠紀子




花郁悠紀子



花郁悠紀子
 


佐藤史生




花郁悠紀子





花郁悠紀子





花郁悠紀子




 花郁悠紀子と佐藤史生
 


花郁悠紀子




花郁悠紀子と佐藤史生



花郁悠紀子




花郁悠紀子




花郁悠紀子
 


花郁悠紀子と佐藤史生




花郁悠紀子
 



花郁悠紀子(5巻イラスト)




花郁悠紀子



花郁悠紀子



花郁悠紀子
  



花郁悠紀子と佐藤史生によって描かれたクライマックス(9巻)










花郁悠紀子のイラスト(13巻)





この一週間かけて花郁悠紀子と佐藤史生の作品に目を通しましたが、
『残酷な神が支配する』は明らかに花郁悠紀子と佐藤史生の合作です。
花郁悠紀子の遺品の中にこの作品の下描きがあった筈です。
9巻以降は後から付け足して膨らませたものなのでしょう。
前半よりもさらに露骨な性描写が増えています。
「花郁悠紀子の遺構を完成させる」という口実で説得されたのでしょうか。
佐藤史生が持てる全てを使って打ち込んでいるのが伝わってきます。
佐藤史生個人としてはこの人は寡作です。その寡作にすら大してエネルギーを割いていない。
せいぜい1~2割の力しか使っていない。わざと下手に描いて硬直した絵柄にしている。
決して己れの才能を表に出さない。ものすごくストイックで潔癖な人柄を感じます。
そうすることで『変容』した自分を封じ込めようとしていたのかも知れません。


花郁悠紀子の名前を冠した遺作は1977年~1981年にかけて出されています。


『 フェネラ』           1977年11月30日初版
『アナスタシアとおとなり』    1979年3月10日初版
『四季つづり』          1979年8月5日初版
『夢ゆり育て』          1980年7月10日初版
『幻の花恋』           1981年5月15日初版
『カルキのくる日』        1981年9月5日初版
『踊って死神さん』        1981年9月20日初版
『風に哭く』           1981年12月5日初版
『白木蓮(マグノリア)抄』    1981年12月5日初版


これら作品群の特徴
①一亡くなった直後に集中的に出版されている。
②作品の年代が順不同で出来不出来が一定していない。
③過去に書き溜めた作品に手を加えたものが混じっている。
④デヴュー前の作品と称するものは中学か小学校高学年で描かれたものである。
⑤すでに23歳の時点で恐ろしいほどの完成度を見せている。
⑥佐藤史生と同じくわざとデッサンを狂わせ下手に描いている。




花郁悠紀子『 フェネラ』秋田書店 1977年11月30日初版



連載第一回表紙(本当の実力に近い)



妖精王の元型



ハルピュイア(実力の5割くらい)




同上
;




花郁悠紀子『アナスタシアとおとなり』秋田書店 1979年3月10日初版




抜群のネームのセンス




パパに怒られて押入れに閉じ込められた二人

 


押入れの向こうに広がる世界。ここから『ナルニア国物語』的展開を見せる。
 



その宏大なナルニア国では創造の翼の生えたパロデイが演じられる。
リオネルVS白雪姫の継母




鏡で確認する継母



お菓子の家から逃げ出す二人を追いかける魔女 手前は雨を降らす雨姫



妖精王の元型                      



白鳥の王子VS鷲軍団



セイレーン

                        

二人を助けに現れた隣人アーシェラとオルバーケロム(作者の分身。実物は髪の長い美少女)



隣家で開かれたサバト



花郁悠紀子『四季つづり』秋田書店 1979年8月5日初版
 


扉絵



目次
 


夏の風うたい カット



春の花がたり 表紙



春の花がたり



春秋姫 カット



春秋姫 カット
 




不世出の天才は『変容』の儀式に出るのを拒み、
世界支配層の原案に唯々諾々と従わなかったために、
その才能も遺作も『錬金金術的哲学』によって切り刻まれてしまった。


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